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甲状腺機能低下症の治療はレボサイロキシンで十分

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2008年03月15日(Sat) 06:18

先天性甲状腺機能低下症を含んだ甲状腺機能低下症の治療薬は「レボサイロキシン」です。 甲状腺から分泌されるホルモンは、トリヨードサイロニン(T3)とサイロキシン(T4)の2種類であり、しかも体の細胞に直接働くのはT3のため、甲状腺ホルモンとしてはT4しか含まれていないレボサイロキシンだけで大丈夫か、と疑問が浮かびますが、実は体の中のT3のうち甲状腺から直接分泌されるのは約20%だけで、残りはT4からヨードが一つとれるなどしてT3に「変換」されたもののため、T4製剤だけで十分ということになっています。 最近、JAMA(米国医師会医雑誌)に「Triiodothyronine Levels in Athyreotic Individuals During Levothyroxine Therapy」という論文が載り、Conclusion In our study, normal T3 levels were achieved with traditional LT4 therapy alone in patients who had undergone near-total or total thyroidectomy, which suggests that T3 administration is not necessary to maintain serum T3 values at their endogenous prethyroidectomy levels.つまり「甲状腺機能低下症の治療はレボサイロキシンで十分」と改めて結論されていましたので、関連論文も含め以下、載せておきます。


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