情報ルーム
情報ルームの記事を表示しています。

子宮卵管造影に関するアンケート

このエントリーをはてなブックマークに追加

2009年02月19日(Thu) 11:56

先天性甲状腺機能低下症(クレチン症)のスクリーニングで、お子さんが陽性(TSH高値)となった方で、妊娠前に「子宮卵管造影」を受けたことがある方はおられますか?一時的な「陽性」で、再採血のあと「正常」となったり、最終的に一過性甲状腺機能低下症と診断されたお子さんの場合も、ご回答下さい。

今回の妊娠前に「子宮卵管造影」を受けた。
24%
5人
以前の妊娠前に受けたことがあるが、今回の妊娠前には受けていない。
0%
0人
「子宮卵管造影」は受けたことがない。
52%
11人
「子宮卵管造影」の意味がわからないので、受けた受けないを、回答できない。
24%
5人

子宮卵管造影は女性の不妊症に関しては、ほぼ必須の検査とされており、不妊治療の普及と共にその実施数は著しく増えています。結婚されてもお子さんがなかなか授からないご夫婦にとっては、不妊治療の普及は福音ですが、一方ではそうした検査に伴い生じてくる問題についても、きちんと目を向け実態を調査し、必要な対応策を講じることが望まれます。 子宮卵管造影の時に使われる造影剤(卵管の通過状態がレントゲンに写るようにするための薬剤)には多量のヨード(ヨウ素、詳しいことは先天性甲状腺機能低下症講座で説明しています)が含まれ、検査を受けた方やその方が検査後に妊娠した場合、本人や胎児・新生児の甲状腺機能に影響を与えることが知られています。 「こども健康倶楽部」では2008年2月19日にも、今回同様のアンケート調査を行い、84人中、以前に受けたことがある方4人、今回の妊娠前に6人、という結果でした。 今回の調査でも回答者21人中5人(24%)が、妊娠前に子宮卵管造影を受けておられ、非常に多いという印象です。国立成育医療センターでは、子宮卵管造影がお母さんやお子さんの甲状腺機能にどのような影響を与えるかについて調査研究を進めています。 今回のアンケート結果も、国立成育医療センターでの研究の参考とさせて頂き、なるべく早くなんらかの成果をだしたいと考えています。


「過去のアンケート」一覧に戻る