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小児内分泌専門家の医師(聖徳大学児童学部児童学科教授 原田正平先生)のコラムや、先天性甲状腺機能低下症(クレチン症)をはじめ小児科関連に関する情報やサービスを掲載します。

「甲状腺疾患のお子さんの水道水・食品からの放射性ヨード摂取に関する風評について」

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2011年03月26日(Sat) 01:09 by drharasho

「甲状腺疾患のお子さんの水道水・食品からの放射性ヨード摂取に関する風評について」

 “危険性が高まることはありません”

「甲状腺疾患(甲状腺の病気のある)の人は、放射性ヨードによる障害の
危険が大きい」という誤った風評、うわさに惑わされないで下さい。

(先天性)甲状腺機能低下症のお子さんであっても、病気のないお子さん
に比べて特に放射性ヨードによる危険性が高まることはありません。
甲状腺機能亢進症のお子さんも、同様です。

甲状腺機能低下症であっても亢進症であっても、きちんと治療を継続する
ことがなにより大切です。


そもそも、現在の放射性ヨードの量は、たとえ間違って摂取したとしても、
短期間であれば何ら健康障害を起こすものではありあません


 国やお住まいの地方自治体は、専門家の意見を参考にして、最も適切な
指示を出していますので、その指示に従っていただくことで、放射性ヨー
ドなどによる、万が一の健康障害を防ぐことができます。

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日本小児内分泌学会が設立した、「東北地方太平洋沖地震に関わる
小児甲状腺疾患プロジェクトチーム」から出される文章の草案です。
最終案とは違いますが、メッセージ内容は同じです。

いたずらに噂にふりまわされないでください。



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