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小児内分泌専門家の医師(聖徳大学児童学部児童学科教授 原田正平先生)のコラムや、フェニルケトン尿症をはじめ小児科関連に関する情報やサービスを掲載します。

新生児マススクリーニングに関する神奈川県議会への請願

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2010年09月14日(Tue) 21:09 by drharasho

我が国の新生児マススクリーニングは
先天代謝4疾患、内分泌2疾患を対象として行われ、
1989年に先天性副腎過形成が追加されて以来、
20年以上、進展がみられていません。

一方、世界では、タンデムマス法の導入により、
有機酸・脂肪酸代謝異常症20~30疾患の
スクリーニングが追加されるなど、
21世紀になり急速に発展しています。

我が国でも厚生労働科学研究班のパイロット研究で、
2009年度には新生児の5人に1人が
タンデムマススクリーングをうけていますが、
地方自治体の予算不足などもあり、
公費によるスクリーニングとなったのは、
札幌市や大阪市など限られた地域だけです。

そうした状況を打破するため、
有機酸・脂肪酸代謝異常症の親の会
ひだまりたんぽぽ

の方たちが神奈川県議会に請願書を提出し、
それに対する県知事の答弁が9月15日(水)に行われます。

この本会議の模様はインターネットで生中継されるそうです。

タンデムマスに関する質問と知事答弁は、
13時から行われる自民党代表質問の、1番目とのことです。

中継はこちら
http://www.pref.kanagawa.jp/gikai/katudou/g_chukei/top.html

国(厚労省)は積極的に動く状況にありません。

日本の全ての子どもたちが、
新しいスクリーニングの恩恵を受けるためには、
神奈川での動きが全国に広がり、
地方自治体を動かし、
全国一斉のスクリーニング実施に
つながることが望まれます。

どうかこうした現状に関心を持って頂き、
なにかの機会に皆様の地元での活動を、
ご支援頂ければと考えております。


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