ワイド視聴室:NNNドキュメント’12「放射線を浴びたX年後」

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2012年02月01日(Wed) 00:07 by drharasho

どうして大手メディアはこの問題をずっと放置してきたのでしょうか。
また多くの政党も取り上げてこなかったのでしょう。
日本の構造的な「闇」がポスト・フクシマで浮かび上がったのでしょうか。

録画していた番組をやっと見ました。

この番組に先行した、南海放送が制作したテレビドキュメンタリ-番組、
『わしも死の海におった ~証言・被災漁船50年目の真実~』(2004年5月29日放送)
http://www.rnb.co.jp/tv/shinoumi/index.htm

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ワイド視聴室:NNNドキュメント’12「放射線を浴びたX年後」
http://mainichi.jp/enta/geinou/news/20120128dde012200019000c.html

 ◆NNNドキュメント’12「放射線を浴びたX年後」 日本テレビ=29日深夜0:50
 ◇歴史から消えた事件の記憶

 1954年に太平洋で行われたアメリカのビキニ水爆実験で、第五福竜丸以外にも
多くのマグロ漁船が被ばくした事実を裏付けた南海放送(松山市)の調査報道を記録した。

 実験当時、漁を終えて漁港に着いた船は放射能検査を受けた。多くの船体、衣服、
毛髪やマグロが被ばくしていた。だが、実験から7カ月後に政府は検査を打ち切り、
米国と文書を交わし、200万ドルの慰謝料と引き換えに事件を幕引きにした。


 89年に高知県内の高校生と教諭が事件に光を当てる。郷土学習で地元のマグロ漁船
の異変に気づき漁港を調査。多くの船が被ばくしていることを突き止めた。当時高校教諭
だった山下正寿さんらは被害者を訪ね全容を浮かび上がらせるが、被ばくの事実を裏付け
ることはできなかった。

 8年前にこの事実を知った南海放送は乗組員や遺族らの証言、政府の調査記録などを
集め始め、10年には米原子力委員会の機密文書を入手。実験当事者の文書から被ばくの
事実を裏付けた。
番組では科学者の協力を得て、データを基に当時の被ばくの状況を分析。
多くのマグロ漁船が被ばくした事実が歴史から消えた背景を探り、東日本大震災後の日本
の状況を考える。【土屋渓】

毎日新聞 2012年1月28日 東京夕刊

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ビキニ水爆実験 放射線被害の実態…29日深夜、日テレ系
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/tv/tnews/20120127-OYT8T00721.htm

 南海放送(愛媛)制作の「放射線を浴びたX年後 ビキニ水爆実験、そして…」が
29日深夜0時50分から、日本テレビ系「NNNドキュメント'12」で放送される。

 長年、被曝(ひばく)を取材してきた放送局ならではの労作だ。

 1954年に米国が南太平洋のビキニ環礁で行った水爆実験で「死の灰」を浴びた
漁船の乗組員の被害の実態、日米両政府の思惑で封印された事件の全容を、独自入手
した米国の機密文書などで浮かび上がらせる。

 昨年の日本民間放送連盟賞の優秀賞受賞作「棄(す)てられたヒバク」に、原発事故後
の福島での取材=写真=を加えて再構築した。「いつの時代にも弱いものにしわ寄せが
くる」という遺族の言葉が胸に迫る。


(2012年1月27日  読売新聞)


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