【放射能漏れ】放射性物質、乳幼児と妊婦への影響は 母乳避ける必要なし(3月28日記事)

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2011年04月03日(Sun) 06:11

お母さんと赤ちゃんが避難所で生活する上での注意事項の記事です。

・放射性物質の心配に関すること
・母乳栄養の勧め
厚生労働省からの通知

などの情報です。

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【放射能漏れ】放射性物質、乳幼児と妊婦への影響は 母乳避ける必要なし
http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/110328/cpb1103280910004-n1.htm

2011.3.28 09:05

 「冷え」「脱水」気をつけて

 福島第1原発の事故による放射性物質について、妊娠中の女性や乳幼児への影響を
気にする人は少なくない。水道水を介した影響も気になる。さらに、避難生活をして
いる親子や妊婦には、心のバランスや健康状態を保つことにも気苦労がある。注意点
などをまとめた。



 Q 仮に乳幼児が被曝(ひばく)した場合、どんな影響があるか

 A 乳幼児や小学生くらいまでの子供は、特に甲状腺がんの発症率が高いと考えら
れている。ただ、現時点では、がん発生率が高まるほどの放射性物質は観測されておらず、
冷静な対応が必要だ

 Q 妊娠中の女性自身への影響は

 A 普通の大人と同じ。妊娠中だからといって、妊婦自身に放射線に対する特別な
影響がでるわけではない。もし被曝してしまった場合は、胎児の甲状腺に影響が出る
可能性がある

 Q 甲状腺への影響を防ぐにはどうしたらいいか

 A 医師から処方される安定化ヨウ素剤の服用が予防効果がある。日本産科婦人科学会も、
妊娠中や授乳中の40歳以下の女性が50ミリシーベルト以上の放射線を浴びた場合、医師
の処方を受け、安定化ヨウ素剤を被曝後できるだけ早く服用することを勧めている。いまの
ところ人々が生活している場所では、妊婦、胎児、乳児に悪影響を与える量の放射性物質は
観測されておらず、安定化ヨウ素剤を服用する必要はない

 Q 母乳は大丈夫か

 A 母乳をあきらめる状態ではない。母乳には乳児にとって大切な栄養分や水分がたくさん
含まれている。過剰反応して母乳を与えないと、かえって乳児のためにならない。母乳を飲む
ことで、感染症などに対する免疫力もつけることができる

 Q 避難所で生活している場合には、被曝以外の心配も多い

 A 乳児の「冷え」と「脱水」に気をつけなくてはいけない。乳児の泣き声に周囲がいらだち
トラブルになるようなケースも報告されている。早めの授乳がいい。また、周囲も乳児や親に
対する理解が必要なのはいうまでもない。周囲に相談して、授乳スペースを確保してもらう
ことも大切だ。

 妊婦の場合には、避難所のトイレが使いにくくて水分摂取を控えた結果、体調不良を起こして
しまうケースがあるので注意してほしい

 Q 出産が近いが、避難地で病院がみつからない

 A 厚生労働省では、各都道府県に被災妊婦の受け入れ相談窓口を設けている。遠慮する
ことなく、連絡してほしい。日本産科婦人科学会なども協力態勢をとっている。

 被災して保険証などが身近にない妊婦に対しても、出産育児一時金などが払えるような
態勢が組まれている


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