「心の相談緊急電話」(無料)を開設(5月8日まで)

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2011年04月16日(Sat) 10:08

以下、情報提供です。

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日本精神衛生学会が音頭をとり4団体で
「心の相談緊急電話」(無料)を開設、
100名ばかりの臨床心理士を中心として交替で対応しています。

4月23日まで限定でしたが、内閣府、文部科学省から延長を要請され
5月8日まで、とくに今回は被災者支援者向けに広報の予定です。

午後1時から10時まで、2回線5名の相談員で対応し、
すでに1400件の相談電話がありました。

弱音はとても吐けない状況とは思いますが、長丁場です。

バーンアウトして討ち死にしないよう、たくさんの人の命を守るためにも
自身の健康管理に目を向けるよう切に願ってます。

最初期は、支援者からの相談はあまりなかったのですが、
最近になって子どもの保護者や教員、警察官からの相談が
増えてきました。

添付ファイルにはPTSD防止の啓発とありますが、やや時代遅れです。

相談員研修会で強調しておいたのですが、心のケア、PTSD防止となる
と先生方の業務負担が多くなります。

また、阪神淡路大震災でデブリーフィング(こらえていた感情を初期に
出させる)を心理の専門家がやりましたが有効性は実証されず、
むしろPTSDを誘発するので慎重な対応が必要とされています。

大事故やレイプなど暴力事件によるPTSDとは異なり、自然災害による
PTSDはそれらに比べ回復が早いということも分かっています。


同じ境遇や地域の人たちが共にあり(たとえば避難所) 、先生方が奮
闘されている姿を見ること自体がPTSDを予防します。

また秩序を重んじ、仲間意識が強く、我慢強い日本人、とりわけ東北人は
欧米人の反応とはずいぶん異なると思います。


悲惨な体験、状況による強度の不安、恐怖、抑うつ状態はむしろ自然な
反応ととらえることも肝要でしょう。

以下、略。

【添付ファイル】


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