たばこ訴訟:肺がん患者らの控訴棄却 東京高裁

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2012年03月14日(Wed) 23:51 by drharasho

「大人の嗜好品としてのたばこの製造販売は社会的に許容されている」
と判決文に書く裁判官。

まるでこの国の裁判所は2000年12月31日午後11時59分59秒で、
時計の針の進みを止めてしまったようです。

歴史に残る「前世紀の」判決文と言えるでしょう。

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たばこ訴訟:肺がん患者らの控訴棄却 東京高裁
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20120315k0000m040046000c.html

 喫煙により健康が損なわれたとして、横浜市の肺がん患者ら3人が、
日本たばこ産業(JT)や国などに計3000万円の賠償などを求め
た訴訟の控訴審判決で、東京高裁は14日、原告敗訴の1審・横浜地
裁判決(10年1月)を支持し、原告側控訴を棄却した。福田剛久裁
判長は「喫煙による健康影響のリスクは軽視できない」とする一方、
「今日でも大人の嗜好(しこう)品として製造・販売は社会的に許容
されている」と指摘した。


 原告らは1950~90年代に喫煙していたが、肺がんや肺気腫と
診断されて禁煙した。判決は、当時の注意表示について「英米より緩
やかだが、当時の知見の下では合理性を否定しがたい」などと判断し
た。【和田武士】

 JTの話 喫煙と健康の問題に関して適時適切に対応してきた。今
後も責任ある対応に努めていく。

毎日新聞 2012年3月14日 19時51分(最終更新 3月14日 20時50分)

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元喫煙者が二審も敗訴 国・JT訴えた訴訟
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819695E3E6E2E0878DE3E6E2E1E0E2E3E09180EAE2E2E2;at=DGXZZO0195591008122009000000
    2012/3/14 19:02

 健康被害につながるたばこの製造販売は違法だとして、肺がんなど
をわずらった横浜市の元喫煙者3人(うち2人は死亡)が日本たばこ
産業(JT)と国に損害賠償などを求めた訴訟の控訴審判決が14日、
東京高裁であった。福田剛久裁判長は「製造販売自体が違法とはいえ
ない」として、請求を棄却した一審判決を支持、原告側控訴を棄却した。

 福田裁判長は「喫煙による健康影響のリスクは軽視できない」と指
摘する一方、たばこに関する広告の自主規制が強化されてきた過去の
経緯などを踏まえ、「大人の嗜好品としてのたばこの製造販売は社会
的に許容されている」と判断した。


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