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甲状腺ホルモン薬供給再開への取組等について 第3 報

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2011年04月01日(Fri) 20:46

レボチロキシンナトリウム製剤の緊急輸入についての広報です。

あすか製薬株式会社のプレスリリース(PDF)
サンド株式会社のプレスリリース(PDF)

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2011 年4 月1 日

甲状腺ホルモン薬供給再開への取組等について 第3 報(PDF)

日本内分泌学会、日本甲状腺学会、日本内分泌外科学会、日本甲状腺外科学会、日本小
児内分泌学会の、関連5 学会から、レボチロキシンナトリウム製剤(チラーヂンS 錠®等)
の供給について、学会員、医療機関、患者家族の皆様にお知らせします。

レボチロキシンナトリウム安定供給対策委員会(通称T4 委員会)
横谷 進(委員長) 原田 正平 皆川 真規

1. レボチロキシンナトリウム製剤の緊急輸入について

 すでに、第2 報(3 月29 日付)でお知らせしましたように、「レボチロキシンNa 錠
50μg「サンド」」等を販売しているサンド株式会社が、当局からの要請により緊急輸
入の準備をしておりましたが、現在、具体的な輸入作業に入りましたのでお知らせい
たします。
緊急輸入品は、ヨーロッパにおいて承認されている製品で、サンドドイツ
工場(子会社:HEXAL AG 社)で製造されたものです。輸入はサンド株式会社、発売
はあすか製薬が担当し、4 月前半の供給開始を目指しています。

 詳細は、資料1 を参照下さい(同じ文書は、両社のHP にも同時掲載されます)。

2. レボチロキシンナトリウム製剤の長期処方の自粛等のお願い(改めて)

 上記の緊急輸入による国内供給の開始は4 月前半、あすか製薬による国内生産
の通常復帰は4 月下旬が、見込まれています。しかし、震災復興は始まったば
かりであり、福島第一原子力発電所事故にも対応中であることから、これらの
過程に、不確実な要素が働いたり予期しない支障が生じたりすることもないと
は言えません。
したがって、品薄な状況が改善に向かうのは、早く見積もって
も4 月中旬であると考えるのが妥当です。

 安定供給の再開までは、国内在庫でつないで行く以外に方法がありません。
そうした点も考えに入れて、すでに、繰り返しお願いしている通り、学会員を
はじめとする医療従事者は、できるかぎり必要最小限の最適な処方・調剤に努めて
下さい。患者家族の皆様にも、どうか、ご理解をお願いします。


 具体的な方法として、被災地以外では、

① 3 か月処方といった長期処方を避け、原則1 か月以内の期間の処方とする

② 状況によっては、さらに短い処方により、譲り合う

③ 神経発達上どうしてもレボチロキシンが必要な新生児・乳児、および甲状
腺機能低下が妊娠の転帰に影響しかねない妊婦への処方を優先する(これ
らの処方は合わせても全処方量の2%未満と推測されます)

といった対応への協力をお願いします。

以上


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