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小児内分泌専門家の医師(聖徳大学児童学部児童学科教授 原田正平先生)のコラムや、先天性甲状腺機能低下症(クレチン症)をはじめ小児科関連に関する情報やサービスを掲載します。

「ワクチンで防げる病気」VPDについて

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2009年08月14日(Fri) 10:23 by drharasho

VPDとは、Vaccine Preventable Diseasesの略です。 つまり、VPDとは「ワクチンで防げる病気」のこと。ワクチンの専門的な学会などでは使われる言葉ですが、一般には知られていません。 これまでワクチン(予防接種)は数多くの人々を様々な病気から守り、致死率の高い感染症であった「天然痘(痘瘡)」をこの地球上から駆逐し、ポリオも過去の病気としようとしています。 現在、世界的な大流行を引き起こしている新型インフルエンザのような新しい感染症(新興感染症)や、再興感染症といったものからは、適切なワクチンを活用することで、守られるような仕組みが必要です。 しかし、日本では過去のワクチンによる副作用があまりに強調され、裁判で「国」が敗訴を続けたため、本当に必要なワクチンも受けることのできない「ワクチン後進国」となってしまいました。 しかも、多くのお父さんやお母さんは、日本が「ワクチン後進国」であり、世界の子どもたち(いわゆる開発途上国でさえ)が当たり前に受けることのできることのできるワクチンが供給されないことも知らされていません。 そうした情報不足を何とかしようと作られているのが「VPD」のホームページです。 4年前に旧型の日本脳炎ワクチンの接種が控えられるようになりましたが(けして「中止」されたのではありません。平成17年5月30日付けの厚生労働省通知により「定期の予防接種における日本脳炎ワクチン接種の積極的勧奨の差し控え」の勧告)、今年から新型日本脳炎ワクチンが接種できるようになっています。 詳しくは「VPD」のホームページをご覧下さい。


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