大人の甲状腺機能低下症に関する困った記事
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2011年02月16日(Wed) 09:50 by drharasho
サッカーの有名選手が「甲状腺機能低下症」を理由に引退する、
というニュースがでていました。
しかし、その記事の中に記になる表現がありました。
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「ドーピングになるため薬を摂取できなかった」と涙ながらに訴えた。
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甲状腺機能低下症の治療は、甲状腺ホルモン補充療法であり、
本来、体内にある物質で、不足しているものを補うだけですから、
「ドーピング」=「スポーツなどの競技で好成績を挙げるためにアナボリックステロイド
などの薬物を投与したり、その他の物理的方法を採ったりすること。」
とは全く違います。
少し調べた限り、甲状腺ホルモン薬が禁止薬物に入っている、
ということもないようです。
(さらに調べて見ます)
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ロナウド引退 肥満の原因甲状腺機能低下も告白
「最初の死」とロナウド 涙浮かべるロナウド
引退会見で目に涙を浮かべるロナウド
Photo By AP=共同
元ブラジル代表FWロナウド(34=コリンチャンス)が14日、サンパウロで記者会見を行い、
現役引退を表明した。「思ったことに体がついていかなくなった。以前はスピードでDFを抜けた
が、痛みがキャリアの最後を早めた」と肉体の衰えを決断の理由に挙げた。
晩年に肥満を批判されたことには「これは言っておきたい」と4年前に甲状腺機能低下症が判明
したことを告白。代謝低下で体重のコントロールが困難だったことを明かし「ドーピングになるた
め薬を摂取できなかった」と涙ながらに訴えた。
現役最後の試合となった2日のリベルタドーレス杯プレーオフでコロンビアのトリマに敗れ、激
しく批判されたコリンチャンスのファンには「これほど情熱的なファンはいない。優勝を目指して
いたのに申し訳ない」と謝罪し、引退との関連性を否定。今後は親善大使としてコリンチャンスを
サポートするという。
「批判も受けたが、そのたびに強くなった。素晴らしく感動的なサッカー人生だった」とロナウ
ド。バルセロナやRマドリードなどの名門で活躍し、W杯通算最多の15得点を挙げた「怪物」が
選手生活に幕を下ろした。
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