サポートルーム
小児内分泌専門家の医師(聖徳大学児童学部児童学科教授 原田正平先生)のコラムや、先天性甲状腺機能低下症(クレチン症)をはじめ小児科関連に関する情報やサービスを掲載します。

新生児マススクリーニング(先天代謝異常等検査)をうけよう

このエントリーをはてなブックマークに追加

2011年03月19日(Sat) 07:45 by drharasho

被災地の大変な状況が報道されると共に、被災地での新しい生命の誕生が、
皆の心に希望をともしてくれています。

赤ちゃんの笑顔は何物にも代え難いものですが、
そこで忘れてはならないのは、
新生児マススクリーニング(先天代謝異常等検査)を受けよう
ということです。

標準的には生後5日目(日齢5)に足の裏の適切な部位をちょっと穿刺して、
数滴の血液を指定の採血用濾紙に滴下します。

その採血済みの濾紙を自然乾燥させ、
その地域で決められているスクリーニング検査機関に郵送します。

被災地では宮城県の検査機関が大きな被害を受けましたが、
数日後、仮設の施設で検査を再開
しています。

検査機関は各都道府県にほぼ1箇所有り、
被災した東北地方、関東地方のそれぞれの検査機関も、
程度の差はあるものの被害をうけたり、震災後の停電、断水などの
影響を受けていますが、西日本などの検査機関とも連携を図り、
スクリーニング検査に支障がないような体制を維持しています。

検査体制は維持されていますので、あとはちゃんと採血することです。
みんなで声を上げましょう。赤ちゃんとご家族の安心のためにも。


一覧に戻る