放射性ヨードの心配より受動喫煙を避けましょう
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2011年03月25日(Fri) 01:47 by drharasho
こども健康倶楽部とは別に「子どもの防煙研究会」というサイトで、
タバコの害から子どもを守る活動をしています。
タバコの煙には4,000種類以上の化学物質が含まれ、
明らかな有害化学物質が250種類以上、発ガン物質と
認められている物質が60種類以上含まれています。
タバコの葉は栽培されている土地から有害物質を
取り込んでいますので、煙の中に様々な有害物質を吐き出します。
ポロニウムという、放射性ヨードの何十倍、何百倍も
人体に有害な放射性物質が含まれていることは、
あまり問題にされていませんが、喫煙者は、
つねに放射性物質にさらされ、さらには、
受動喫煙を強いることで、周りにも被害を及ぼしています。
赤ちゃんや乳幼児の周囲や家の中で吸われると、
有害化学物質が床や家具に吸着し、やがてはお子さんの、
体内に入り込んでしまいます。
最近の研究では、ほんの少し他人の吸う煙を吸わされただけで、
DNA損傷が起きると言われています。
放射性ヨードがなぜ有害か、誰もテレビ、新聞で説明しませんが、
有害なのはDNA損傷を起こし、将来の発がんにつながるからです。
眼に見えない放射性ヨードは過度に心配するのに、
眼に見えているタバコの煙を心配しないのはおかしな話です。
極端なことを言えば、たとえ今回、多くの人が放射性ヨードにさらされたとしても、
日本国民が、全員、タバコを吸わなくなれば、より健康でいられることうけあいです。
本当に有害なのは、なんであるかに、日本人の多くの人が、
そろそろ気がついてもいい頃ではないでしょうか。