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小児内分泌専門家の医師(聖徳大学児童学部児童学科教授 原田正平先生)のコラムや、先天性甲状腺機能低下症(クレチン症)をはじめ小児科関連に関する情報やサービスを掲載します。

大阪府の財政再建策による先天性代謝異常等検査事業費削減案について

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2008年05月01日(Thu) 08:36 by drharasho

テレビ「行列のできる法律相談所」で人気を博し、大阪府知事となった橋下徹(はしもととおる)氏ですが、大阪府の大赤字を減らすため年間1,100億円の予算削減案を改革プロジェクトチーム(PT)に作らせ、4月11日、ホームページに載せました。 この財政再建プログラム試案の中の、健康福祉部分を見ますと、その26ページに先天性代謝異常等検査事業費の約1億円を平成20年度から全額削減し、事業を「廃止」すると示されています。 つまり大阪府で生まれた赤ちゃんは、新生児マススクリーニングを公費で受けられなくなる、ということです。 一つ一つの事業の重要性を細かく検討してできた「財政再建プログラム試案」ではなく、とにかく削減額を足し算して1,100億円にした、という案のようですが、それにしても「青天の霹靂」とはこのことです。 この情報が流れてから、関係の学会などでは直ちに対策を練り始め、「部局長と改革プロジェクトチームの議論」のうち5月1日に予定されている健康福祉部の話し合いの前に、橋下知事に削減案断固反対の要望書を提出しました。 次のコラムに載せることにします。


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