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小児内分泌専門家の医師(聖徳大学児童学部児童学科教授 原田正平先生)のコラムや、先天性甲状腺機能低下症(クレチン症)をはじめ小児科関連に関する情報やサービスを掲載します。

第42回日本小児内分泌学会学術集会

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2008年10月07日(Tue) 05:09 by drharasho

鳥取県米子市で10月2~4日に開催された、第42回日本小児内分泌学会学術集会に参加してきました。 この学会の会員は2008年9月11日現在、正会員が1,142名です。2005年の正会員数が1,102名ということでしたので、小児科医不足の社会情勢の中では、多少とでも増加しているのは喜ばしいことだと思います。 「こども健康倶楽部」のアンケート機能について「医療情報サイトのアンケート機能を利用した先天性甲状腺機能低下症診療における問題点の解析」という発表を行ってきました。 情報ルームにポスターのPDFを載せておきます。 また、一般演題の口演発表の「甲状腺」のセッションで座長も務めさせて頂きましたが、新生児マススクリーニングに関するいくつかの演題がありました。ここ数年の特徴としては先天性甲状腺機能低下症のお子さんの遺伝子解析がトピックスであり、それに加え従来からの問題である潜在性甲状腺機能低下症の診療方針に関する論議が引き続き行われました。また、極低出生体重児・超低出生体重児における低サイロキシン血症の取り扱いについて、学会のマススクリーニング委員会調査報告として発表されました。 最後の極低出生体重児・超低出生体重児における低サイロキシン血症の取り扱いについては、10月末に札幌市で開催される第53回日本未熟児新生児学会でも「早産児の低サイロキシン血症に対する治療の是非を考える」というワークショップで議論される予定です。後日、内容をご報告させて頂きます。


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