“喫煙経験者からのメッセージ”で有害性訴える―米国

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2012年03月21日(Wed) 20:50 by drharasho

米国の疾病予防センター(CDC)のタバコ規制キャンペーンの紹介です。

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2012年3月19日 17時30分 更新
http://kenko100.jp/news/2012/03/19/02

“喫煙経験者からのメッセージ”で有害性訴える―米国
禁煙キャンペーン開始

 米疾病対策センター(CDC)は3月12日から、喫煙の有害性を訴え、
禁煙を奨励する広告キャンペーンを全米で開始すると発表した。同
キャンペーンは「Tips From Former Smokers」(喫煙経験者からの
メッセージ)と題され、さまざまな病気を抱えるに至った喫煙経験
者らを起用、ビデオ出演などを通して喫煙の恐ろしさと禁煙の重要
性を伝えるという。

「次の1本が引き起こす結末は誰にも分からない」

 CDCによる今回の禁煙キャンペーンでは、禁煙に成功して健康的な
生活を送る著名人を起用するような安易な方法は取っていない。むし
ろ、出演者は一般人で、喫煙によって重い病気と共存せざるを得なく
なった喫煙経験者や、副流煙による被害を受けた非喫煙者が、それぞ
れの体験談を赤裸々に告白し、“同じ体験をしないように”との思い
を込めた禁煙奨励メッセージを送っているのが特徴。

 出演者のメッセージを2例ほど紹介する。なお、詳細はCDC公式サイ
トからビデオ視聴できる。
Real Stories
Brandonさん(31歳、ノースダコタ州在住)

 10歳代半ば頃から喫煙を始めたBrandonさんは、18歳でバージャー病
(ビュルガー病)とも呼ばれる閉塞性血栓性血管炎と診断される。喫
煙により両手足の末梢動脈に閉塞性の内膜炎が引き起こされ、9年後に
は両脚の膝下を切断、義足生活を送るようになった。その後、指の先
端部も数カ所失い、ようやく禁煙に踏み切り、現在で4年になる。「僕
はたばこを吸い過ぎた。あなたも“今日”こそ禁煙してほしい。“明日”
ではなくて。次の1本が引き起こす結末なんて、誰にも分からないのだ
から」と語る。


禁煙キャンペーンに出演するBrandonさん(CDC公式サイトより)

Jessicaさん(28歳、ニューヨーク州在住)


 学生、銀行員、ハンドボール選手と3つの顔を持つJessicaさんは、
7歳の息子Aden君を育てるシングルマザーでもある。Aden君は3歳のとき
に重度のぜんそくと診断された。Jessicaさん自身は非喫煙者だが、彼女
の仕事中にAden君の面倒をみていた彼女の母親は喫煙者だった。Aden君
の発作は副流煙によるものが大半だったが、当時のJessicaさんは副流煙
とぜんそく発作の関連は認識していなかった。今ではJessiaさんの母親
もAiden君の前では吸わなくなったものの、Aiden君自身は日常的に服薬
し、ぜんそく症状が出たときには吸入器を24~48時間使用する。Jessica
さんは、喫煙者が周囲の人、特に子供への悪影響を理解してほしいと訴える。

 同キャンペーンでは、喫煙の有害性にとどまらず、経験豊かなカウン
セラーによる無料電話相談なども行い、禁煙を支援する情報提供も実施
する。テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、映画館、看板広告のほか、特に若年
世代をターゲットに「Facebook」や「Twitter」などのソーシャルメディア
も活用し、12週にわたり全米で展開する。


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