受動喫煙が糖尿病の新たなリスクに_米国内分泌学会公式サイトで紹介

このエントリーをはてなブックマークに追加

2012年06月29日(Fri) 11:29 by drharasho

前から言われていたような気がしますが、
受動喫煙の危険性の新たなエビデンス。

[2012年6月26日]受動喫煙が糖尿病の新たなリスクに米国内分泌学会公式サイトで紹介
http://mtpro.medical-tribune.co.jp/mtpronews/1206/1206076.html 

 糖尿病の新たなリスクとして受動喫煙との関連が認められたとして,米チャールズ・ドリュー医科大学内科学部長のTheodore C. Friedman氏らによる研究成果が,第94回米国内分泌学会年次学術集会(ENDO 2012;6月23〜26日,ヒューストン)で報告され,同学会の公式サイトで概要が紹介された。

受動喫煙では喫煙者と同等の糖尿病有病率・高BMI値示す

 Friedman氏らが対象としたのは,米国国民保健栄養調査(NHANES)のデータ。血清コチニン濃度により受動喫煙曝露者を特定し,非曝露者と比較した結果,受動喫煙曝露者では空腹時血糖(FPG)およびBMIがより高値であることが分かった。

 また,喫煙者と比べたところ,受動喫煙曝露者では糖尿病有病率および高BMI値については同等であったが,HbA1cはより低かった。

 同氏らは「喫煙は糖尿病の発症のみで関連が示されたが,受動喫煙への曝露は肥満および糖尿病の発症と関連していることが確認された」と結論。今後の研究により受動喫煙と糖尿病発症との関連における発生機序の解明が必要と結んだ。

 なお,ENDO 2012の公式サイトではこの他,2型糖尿病患者を対象にメトホルミンと比較した3種類のスルホニル尿素(SU)薬による全死亡リスクが50%上昇するとの後ろ向き研究や,胃バイパス術を受けた肥満糖尿病患者の21%では術後3〜5年以内に糖尿病の再発が認められたとする研究について紹介された。

(松浦 庸夫)


「防煙ニュース」一覧に戻る