子供の誤飲トップはたばこ=29年連続、全体の3割超-1歳半までが大半・厚労省

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2010年11月04日(Thu) 20:58

子供の誤飲トップはたばこ=29年連続、全体の3割超ー1歳半までが大半・厚労省
1月10日5時42分配信 時事通信

 子供の誤飲自己原因を調べたところ、たばこが全体の3割超に上り、調査を開始した1979年以降、29年連続でトップだったことが、厚生労働省が10日までにまとめた2007年度のモニター報告で分かった。
 大半は生後半年から1歳半までの乳幼児のケース。厚労省は「これらの子供がいる親はたばこの管理に最新の注意を払ってほしい」と呼び掛けている。
 調査は家庭用品が関係した健康被害について、全国8病院の小児科から受けた報告をまとめた。
 報告された誤飲自己は前年度比131件増の777件。うちたばこが原因だったのは261件(33.6%)に上った。
 内訳は、未服用のたばこが172件、吸い殻が77件、吸い殻が入った空き缶などにたまった液が12件。死亡例はなかった。
 年齢別では、生後6カ月〜11カ月の乳児が146件と半数超。これに、同12カ月〜17カ月の幼児のケース69件を合わせると215件となり、8割を超えた。

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平成19年度家庭用品等に係る健康被害病院モニター報告(概要)

2. 家庭用品等に係る小児の誤飲事故に関する報告
(1)調査結果の概要と考察


  • 報告された事例は、777件(前年度646件)であった。

  • 原因となった家庭用品等の種類はタバコが261件(33.6%)、医薬品・医薬部外品が137件(17.6%)等であった(参考参照)。

  • 誤飲事故の発生は、夕刻以降に増加する傾向が見られ、全体の約55.0%が午後4時から午後10時の間に発生していた。


小児は、身の回りのあらゆるものを口に入れてしまう。また、何をするか予測ができない。小児の誤飲を防止するためには、誤飲する可能性のあるものを小児が手にする可能性のある場所に極力置かないこと、大人が管理すること等の対策を講じる必要がある。なお、乳幼児の口に入るサイズはおよそ直径3cmといわれており、このサイズ以下のものには特に注意が必要である。また、報告事例が多く、重篤な事例に陥る可能性のあるタバコや医薬品・医薬部外品等の管理には引き続き注意を怠らないよう努める必要がある。

(2)製品別の結果と考察
(タバコ)
  • タバコに関する報告件数は261件(33.6%)であるが、誤飲事故の発生は特定の年齢に集中し、生後6〜11か月の乳児の事故が146件、12〜17か月の幼児の事故とあわせると215件で、報告例の大半を占めた。

タバコや灰皿は乳幼児の手の届かないところに保管すること、飲料の空き缶等を灰皿代わりに使用しないことなど、それらの取扱いや置き場所に配慮が必要である。特に生後6〜17か月の乳幼児の時期には細心の注意を払う必要がある。

(以下、略)

【添付ファイル】


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